qemu-kvmのインストールと共有フォルダー設定 - debian bookworm

x86用のqemu-kvmと管理用のGUIアプリをインストール。

$ sudo apt install qemu-system-x86 virt-manager

libvertグループに参加。反映は一旦ログアウトしてから再ログイン。

$ sudo gpasswd -a USER_NAME libvirt


仮想マシンマネージャー(virt-manager)でほとんどのことができるようだ。
仮想マシンの作成はメニューあるいはツールバーから「新しい仮想マシン」を選んで、あとはガイドに従えば特に難しいところはない。

以下はゲスト側の設定
共有フォルダー - ゲスト側からホストのディレクトリーにアクセスする

ファイルシステム'virtiofs'はゲストのカーネルがv5.4以降でなければ使えない。
libvirt: Sharing files with Virtiofs
それ以外では'virtio-9p'を使用。

virtiofsを使う場合は、仮想マシンの詳細表示画面で
「メモリー」項目の'Enable Shared Memory'にチェックを入れて、右下の「適用」をクリックしておく。
その後、

「ハードウェアを追加」から「ファイルシステム」を選び
https://kakasi.skr.jp/images/qemu-filesystem.jpg
ドライバー: virtiofs
ソースパス: ホスト上の共有ディレクトリー
ターゲットパス: マウント時に使うデバイス名(適当な名前で良い)

設定例
ターゲットパス: sharefs
ゲスト上のマウントポイント /mnt/share

以下を/etc/fstabに追加。読み書き可。

sharefs	/mnt/share	virtiofs	defaults	0	0

ドライバー: virtio-9p の場合。書き込み不可、読み出しのみ。

sharefs	/mnt/share	9p trans=virtio	0	0


ホストとの間でコピー・アンド・ペースト

$ sudo apt install spice-vdagent

ゲストマシンを再起動。