ギリシャ文字の入力 - Linux

右altキー(Alt_R)+アルファベットでギリシャ文字が入力できるようにした。Debian+Xfceで使っているがLinuxならどれも同じだと思う。

ホームに以下の中身で.Xmodmap*1を作る。'108'はAlt_Rのキーコード。

keycode 108 = dead_greek

次のコマンドで反映させる。

$ xmodmap ~/.Xmodmap

Alt_Rを押して離してからs(小文字)を押すとσが入力できる。S(shift+s)でΣ。Alt_Rを押したままsを押してもΣが出せる。
他の文字については/usr/share/X11/locale/en_US.UTF-8/Composeを参照。
'<dead_greek>'で始まる行がギリシャ文字の変換規則で、localeがja_JP.UTF-8のときも同じファイルが使われる。
設定が気に入らなければ~/.XComposeを作って上書きできる。qとxの役割を入れ替えてみた。

include "%L"	# 既定値の読み込み

<dead_greek> <X>            : "Χ"   U03A7    # GREEK CAPITAL LETTER CHI
<dead_greek> <x>            : "χ"   U03C7    # GREEK SMALL LETTER CHI
<dead_greek> <Q>            : "Ξ"   U039E    # GREEK CAPITAL LETTER XI
<dead_greek> <q>            : "ξ"   U03BE    # GREEK SMALL LETTER XI

反映にはIMEの再起動が必要。

xmodmapで行った設定はsetxkbmapを実行すると無効にされてしまう。両者の混在は避けたほうが無難に思う。

*1:他の名前でも良いが、この名前ならfcitxが(再)起動時に読み込んで設定してくれるのでスタートアップスクリプトを登録せずに済む